2008年06月30日

名札問題:せつ-17

バラを育て始めてから、ず〜っと頭の痛い問題がありました。

そう、バラの根元に名前を書いておく、「名札」問題ですー!

カレル・チャッペクさんのご本にもありましたが、「名前のわからなくなった植物は、
ガーデナーには、許しがたいこと!」ですよね・・(T−T)

今までいろいろな素材や大きさの名札に、果敢に挑戦してまいりましたが、
ど〜も、どれもいまひとつ・・・なのです。

油性のマジックで黒々と名前を書いても、雨や太陽でいつの間にか「名無し」にー!

木の小さな板にペンキを塗って、可愛いカントリーな名札も夜なべして作りましたが、
この方もいつの間にか、名前も消えて・・あげくに、風に飛ばされて、いずこに〜(T−T)

万が一を考えて、バラを植えたときには、「バラの地図」という、
手書きの記録をつけてはいますが、
どんどんバラも増えてきて、頭がごちゃごちゃに・・。

特にガーデンの中に行くと、今や何がなんだか・・。

「もう!怒ったー!」とある日、宣言いたしました。
(心の中で、ひそかに・・。)

「こうなったら、最強の名札をつくる〜!」と、固く決意いたしました。

鉛筆書きが消えなくていい・・とか、いやいやこうしたらいい・・とか、
ガーデン雑誌やネットではいろいろと言われているようですが、
「わたし流」の、最強戦士の名札を考えましたー!

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バラのお花が咲いているのは、わずかな期間ですよね。

一年のうち、お花のない10〜11ヶ月の長い間も、「このバラは、こんなお花!」
と一目でわかると、庭仕事にもうれしくなって、力が入りますよね♪

そんなことを考えて、まず、そのバラの満開のときの写真を入れました*^^*

写真のシートは、特殊な耐久性のあるシートで、インクも太陽や雨に強いインクです。

そして最近とみに、小さな文字が読めなくなってまいりましたので(T−T)
大きな文字で、お名前をはっきりと入れました。

(しかも!英語が苦手な私用に、カタカナの文字入りデス♪)

名札の足は、雨でもさびないステンレスの棒にしました。

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問題は、この名札の「資金」です。

最強の名札を、最安値で作ってくださるところを探しました・・。

たくさんの看板屋さんに、あたって砕ける日々・・(T−T)

そんなある日、やっと、「えぇ〜♪」と驚く安いお値段で、作ってくださるところを発見ー!

都内の下町の、この看板屋さんのおじさんは、しかもとってもやさしくて
何年かたって、上のお花の写真が薄くなったら、上のシートだけをはがして、
同じものを、数百円で再印刷してくださるとのこと・・。
(ありがたや・・・T−T)

もちろんはがして貼るのは、自分でやらなければいけませんが*^^*

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とはいえ、全部のバラたちの名札を、いっきにお願いできる余裕はありません・・。
(クスン)

少しずつ少しずつお願いしては、こっそりと納屋にためておりました(T−T)

(初期にお願いしたものは、ダンボールがもうボロボロに・・。)

とはいえ、いつまでも隠してばかりはいられません。

ある晴れた日、ついに「名札の差込作業」を開始しました〜*^^*

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夫は何が始まったのか・・と、家の窓から眺めています。

「忙しくて、まったくお話できないの!」作戦で、いよいよ作業開始です〜*^^*

小さな穴を掘って、モルタルをその穴に入れます。

そこに、ステンレスの棒を差し込んで、かたーく固まるのを待ちます。

この山の中は風が強いし、毎年秋には大きな台風が通ります。

そんなせいで、何度も名札が行方不明になってきました(T−T)

これでもう、絶対安心ですね・・*^^*

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頼もしい助っ人さんの、ふもとの木下さんや粟野さんや水谷さんもお手伝いしてくださいました。

本当にありがとうございました!

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まだまだ名札は全部ではありませんが、こうしてみるとなんだかやっと、
「バラ園」というものに、大きく近づいた気がしてきました。

名札たちはみんな、それぞれのバラの根元におさまりました♪

急にそばで、「いいねぇ〜!」と言う声が・・。

いつの間にか夫が、お手伝いしようと長靴を履いて来ていました。

(終了間際の、絶妙のタイミングに登場・・・T−T)

つづく----


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posted by せつ at 19:19 | 千葉 ☁ | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月21日

哀愁のモイちゃん:せつ-16

「もっとモイちゃんを登場させて♪」というお便りを先日いただいて、
すっかりうれしくなってしまったので、今日は「モイちゃん特集」ですー!

(って、親ばかですね・・。すみませんT−T)

モイちゃんは生まれてからこのかた、かなりの引越し魔です。

生まれたのは、おしゃれな広尾です。

そこからもらわれてきて、おしゃれな原宿に♪

その後、私たちが住んでいた川崎市の住宅街に引越して、
今はこの房総半島の、超カントリーな山の中に住んでいます。

(でも、モイちゃんってもしかして「都会派」・・?)

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今日は、お客様のいらっしゃる日!

朝からそわそわしている私たちを見て、モイちゃんも外が気になっているもよう・・。

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モイちゃんの外出許可が下りるのは、

「冬以外の晴天の日で、私たちが家にいる日!」か、

「うっかり誰かがドアを閉め忘れた〜!」か、

「誰かが家にいらっしゃったすきに、だだっ!と脱出する」

(たとえば宅配便のお兄さんがいらっしゃってドアを開けた瞬間ー!とか・・T−T)の、
3つだけです。

ここは山の中ですので、迷子になっては・・と心配で。

でもそんな親心(!)も知らず、モイちゃんは「あのぉ〜!出たいんですけど!」と
紳士的ですが、ちょっぴり怖い哀愁顔で、ずずっと迫ってまいります。

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外はバラたちも咲いている、晴れたバラ日和です*^^*

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外に出してもらったモイちゃんは、だーっ!とお客様のところにかけよって行きます♪

こういう人懐っこいところが、モイちゃんの特徴ですね*^^*

尻尾をピンと立てているのは、ネコちゃんの「こんにちわー!」のごあいさつですね♪

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でもこの後、今日のお客様の夫の母からしっかり、

「あらぁ〜! モイちゃん、また太ったわねぇ〜!」と大きな声で言われていました。

もう、一年もダイエットしているのに・・・。

(ストライクど真ん中ですね・・・T−T)

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モイちゃんは、人間が大好き*^^*

いろんな人にご挨拶をして、ご褒美にナゼナゼしていただいています。

こんな時がモイちゃんの、至福のひと時・・・♪

(顔が笑ってますね・・。)

そばでは、ずっとモイちゃんが気にして見上げていた「アフロ君」も、満開です。

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いろんな方に、思いっきりナゼナゼしていただいた、幸せな一日でした。

夕方、姿が見えないのでベッドルームをのぞいてみると・・・、

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ピピの顔が、心なしか苦しそうですね・・(T−T)

モイちゃんは、大好きなお客様たちが帰ってしまったので、
また「哀愁顔」に戻って、ぐっすりと眠っています・・。

モイちゃんとピピは、まるで親子のように仲が良いので、男の子同士なのに、
いつもこんなふうに、くっついています*^^*

(夫は、なんか変・・!と申しておりますが・・。)

そして最後は、わたしの「モイちゃんベストショット」です。

ある冬の日の、ストーブのそばの、ぬくぬくのほかほかモイちゃんですー♪

(可愛い・・・。)

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(最後まで、親ばかで・・すみません・・*^^*)

つづく


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posted by せつ at 11:46 | 千葉 ☔ | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月03日

薪づくり:夫-16

前々回に薪ストーブのお話しをしましたが、
薪ストーブには当然のことながら薪が必要なわけです。

しかも薪は山の中に転がっているわけではありません。

これが、たいへんなんです・・。(T-T)

一口に薪づくりと言っても、
まずは薪になる木を探さなければいけません。

でもどこで探すかが問題です。

地元の林業組合、清掃局に集まる間伐材、植木屋さんにお願いしておく、
とまあ、いろいろあるわけですが、
幸い僕の場合、このすべてに力強い
コネクションがあるのです。(イバリ*^^*)

今回は、我が家のお隣(といっても300mは離れていますが)の
植木屋さんの和田さんから去年もらっていた
直径30〜50cmくらい、長さ5〜7mくらいの
大きなヒノキが7、8本ありました!

これを一人で薪にするには、とてもではないが死んでしまうー!

ということで地元の人にお願いして、
4人がかりで薪づくりに挑戦しました。(^^)

まずは、大きなヒノキを40cmくらいの長さに
チェーンソーで玉切りします。

見てください! 僕のこの雄姿・・(T-T)

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何度もチェーンソーで切っていると、
すぐに刃がだめになって
木が切れなくなってくるのです。(T-T)

ふもとの平野さんが、「これじゃ〜だめだよ!」
ということで、地元の金物屋さんで
新しい刃に交換してきてくれました。

なんでもホームセンターのものは、すぐに切れなくなるが、
地元の金物屋さんで売っているものは、優れもの!なんだそうです。

ですから地元の人は道具類は、ホームセンターでは買わないそうです。(ふむふむ)

これで切れ味抜群になりましたー!

ということで、お次は「斧で薪割り」です。

こんな感じですが・・、ぜんぜん腰が入っていませんね。(T-T)

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もう少し、引きで見てみましょうか・・。

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だめですねー! これでは。(T-T)

でもね、こんなんでも、ものすごく大汗をかくのです。

はあはあ〜!、と息を切らしていると、
かつてのボディビル千葉県代表の松本さんが、

「腰が決まってねえなあー!」といいながら、
斧を取り上げて、「あらよ!」の掛け声とともに、
振り下ろすと、ものすごい音と共に一発できれいに割れていきます。

僕がやると斧がむなしく、ぐさっ・・と木にささるだけで、
かえって斧が抜けなくなります。

やたら時間がかかるわけですね。(T-T)

それからというもの、
平野さんがチェーンソーで玉切りにしてくれて、
松本さんが斧で薪割りをする、という段取りになってしまいました。

僕はと言うと・・、割れた薪を拾って
一輪車でせっせと運ぶ役割です。(T-T)

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それでもみんなの呼吸があってきて、
みるみるきれいな薪ができあがっていきます。

森にはチェーンソーのけたたましい音と、
薪割りの斧の音と、
僕以外の人たちの(!)大きな笑い声がこだましています。

ko-5.jpg

一体すべてのヒノキを薪にするのに、どれくらいかかるのか、
見当もつかなかったのですが、
夕方になるまえに、あらかた片ついてしまいました。(^^)

といっても、僕はただひたすら運んでいただけなのですが・・。(T-T)

やっぱり地元の人ってすごいなあ〜。

仕事が早いし、明るいし、たくましい。

これが、すべての木を薪にした姿です。(T-T)

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つづく


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posted by せつ at 19:00 | 千葉 ☔ | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする